嘘のような本当の話になるが、
PFがここにきて年初来プラ転している。
全く実感が湧かず、これは本当の話かと思う。
株は基本、他力だからまだいい。
もっと実感が湧かないのは、
今年、情報処理に春・秋連続合格していることだ。
今までの実績を考えると、およそ考えられないことだ。
連続合格が初めてというだけでなく、
IPAが想定する、
情報処理技術者のロードマップの到達点といわれる
ITストラテジストに合格しているのだ。
5年以上前、どこかの誰かが、
春にデータベーススペシャリスト、
秋にシステムアーキテクトに合格して、
幸運な年だったとブログしていた。
その人が、情報処理技術者試験について、
制限時間内に問題を解く作業は、
アスリートが肉体を鍛えて競技に臨むのと
同じくらいハードで、
シビアな世界であるというようなことを
うまく表現していたのも記憶に残っている。
いつか自分にもそんな日がこないものかと憧れた。
今思えば、原動力になったのは、
その憧れと、
後輩が先に結果を出すことへのプレッシャーだ。
社会人になってすぐの基本情報は一発合格したが、
本当にギリギリだった。
その後、ソフトウェア開発技術者という名前だった
応用情報で数年つまづいて、
しばらく受験しない時期があった。
先のブログに触発されて、
データベースやセキュリティ、
アーキテクトにも手を出したがダメだった。
最初の転機は、応用情報にうかる後輩が出てきたことだ。
試験制度の変更で、午後が10問5択になったことで
恐ろしく取りやすくなっていた。
自分は得意な6分野に絞って過去問をやった。
高度に挑戦し続けたこともあって、驚くほど楽勝だった。
合格したことについては、十分な実感があった。
その後、連続合格ではなかったが、午前1免除期間内に、
情報セキュリティスペシャリストにも合格できた。
正直、手応えはなかったが、
正答率60%が合格ラインというのは
そういうものなのだろうと思ったし、
セキュリティは試験制度変更前から何度も受け、
周りにも合格者がいたので
実感が湧かないということはなかった。
ここで学んだことは、段階を踏むことの重要さだった。
難易度の高い資格に下位の資格があるなら、
そちらから挑戦した方が、
基礎もかためられるし、
合格する可能性は高まる。
合格すれば自信もつくし、
自信がつけば、やる気も増す。
急がば廻れといったところか。
次の転機は、みよちゃん本との出会いだ。
詳しくは過去記事に書いたとおりだ。
論述系とスペシャリスト系では
午後2の出題形式が違い過ぎる。
文系出身者なら、
論述系の方にアドバンテージがあると思う。
自分は先のブログと、Oracleへの得意意識から
取っ付きやすいデータベースにこだわってしまい、
春にデータベーススペシャリスト
秋にシステムアーキテクト
でしばらく回していたが、
みよちゃん本をはじめ、対策本の存在を考慮すると、
最初から、
春にプロジェクトマネージャ
秋にITストラテジスト
で回した方が効率は良かったと思う。
上流工程の論述系という点で、
文系のアドバンテージを最大限に活かせる。
ダラダラ書いてきたが、まとめると、
・戦略的に諦めずに続ける
・取り易いものから取って自信をつける
・対策本(参考書)選びは、
モチベーションを維持する上でも重要
といったところか。
書いてきて分かったのだが、
無性に書きたくなるのは、
実感が湧かないのを補いたいからかもしれない。
経緯を書いたり、理由を探ったりしていると、
結果が必然だったような気がしてくる。
多分、また書きたくなるだろう。
読み手のことも考えると、
攻略法とか、具体的で、
読んでメリットがある内容がいいと思うが、
別のブログにした方がいい気がしている。