2009.02.14 Saturday
物悲しいってこういうことか
深夜の牛丼屋のスピーカーからは
人は人を愛することで初めて自分らしさに気づくというような歌詞の
説得力のありそうな歌が流れていた
・・・自分は一体ナニモノだろう?
最近では珍しい
なんだかどうしようもなく物悲しい気分だ
風が強くて 雲はひとつもないのだけど
寂しさというか 空しさというか
絶望まではいかない失望で 心は覆い尽くされた
13日の金曜日 明日が非営業日だというんで
部員全員に義理チョコを支給したりすることは
結果それしかもらえない者の心を 意外に痛めるものだ
菓子屋は儲けることしか考えてないだろうが
支給してくれる人たちには悪意なんてないだろう
物悲しさという言葉 響きが良くて詩的に素敵かと思っていたけど
結構コタえる
期待していたダレカからチョコをもらえなかったという事実よりも
好かれているから好いていただけという真実に気付いてしまったことが
何よりコタえる
それが愛とは程遠い 薄っぺらい感情であったのかと思うと
自分や自分をとりまく世界に対する失望が一気に広がるではないか
物悲しいってこういうことか
それがわかってよかったってとこなのか
愛するってなんなのか
自分は一体ナニモノなのか
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